12日の朝、釣りに行ってきました。
台風が通り過ぎ、ようやく海が凪いできて、3、4日
経ったころでした。
まだ、多少は濁りが残っているかなぁと思ったのですが、
予想に反して結構水は澄んでいました。
海が荒れて、地形が良くなっていることを期待したのですが、
これまた予想に反して、岬状の地形は消滅し、全体的に
まんべんなく浅くなってしまっていました。
さらに、潮位が低かったこともあり、ほとんどの場所で
カレントマスターでは底をすってしまいました。
唯一、サーフの端のテトラ際の部分が多少深くなっており、
そこを狙ってみることにしました。
最初のうちは全く反応がなく、他の浅い場所を攻めてみたり、
ルアーを替えてみたり、いろいろ試してみたのですが、どれも
しっくりこず、結局その唯一の深みで粘り通すことにしました。
しばらくカレントマスターを引き倒していると、ルアーを
グッと押さえるようなアタリがあったのですが、フッキング
には至りませんでした。
さらに、しばらくルアーを引き続けていたら、今度は魚の
重みが乗ってきてフッキングしました。
最初は、あまり抵抗しなかったため、なんだ、小さいなぁと
思いました。さらに途中で全くテンションが掛からなくなった
のでバラしたかと思いました。
しかし、波打ち際まで来ると急に沖へ向かってダッシュし始め
ました。
3回ぐらい走られてなかなかランディングできませんでした。
それでもなんとか無事にランディングに持ち込んで、浜に打ち
あがった魚を見てびっくり!
なんと、40cm程のチヌ(キビレ)でした。
ホントは、思いっきりマゴチ狙ってたんですけど・・・
全長では40cmを超えていたのですが、叉長は39cmだった
ため、リリースか、キープか悩んだのですが、フカセでもこんな
サイズは釣ったことがなかったため、キープすることにしました。
刺身に、洗いに、味噌汁に、おいしく頂かせてもらいました。
それにしても、今のこの地形はなんとかならないものかと思いながら
釣り場を後にしました。